加盟店増加に先行する供給システムとは|規模・地域・品目・頻度・拠点の6段階設計

加盟店増加に先行する供給システムとは|規模・地域・品目・頻度・拠点の6段階設計

加盟店が増えてから倉庫や配送を足すと、欠品・誤納品・物流費の増加が連鎖します。
供給システムは最終規模と展開地域から逆算して先行整備します。

規模・地域・品目・頻度・拠点を一つの設計にするのが要点です。

目の前の店舗数だけで供給能力を決めません。

強欲な青木
店舗が増えてから倉庫を広げますか?
消防設備士
最終規模から必要能力を逆算します。
この記事の要点
  • 最終店舗数を決める
  • 最終展開地域を決める
  • 中長期の拡大目標を置く
  • 本部供給品目を選ぶ
  • 発注時期と供給頻度を決める
  • 製造・保管・物流の施設と組織を選ぶ
目次

最終店舗数から供給能力を逆算する

最終店舗数から供給能力を逆算する

まずチェーンが最終的に何店舗を目指すかを決めます。店舗当たりの使用量と安全在庫を掛け合わせ、製造・保管・出荷の必要能力を試算します。

現在量ではなく最終規模と繁忙ピークで設備上限を置きます。

店舗当たり原単位を標準化すると増店時の需要を更新できます。

強欲な青木
平均使用量だけで足りますか?
消防設備士
繁忙期と安全在庫も加えます。

展開地域と中期目標を重ねる

展開地域と中期出店目標を供給計画へ反映する

全国・地域集中など最終エリアを定め、3〜5年の出店計画へ落とします。距離、配送時間、道路事情、離島対応などを含め、いつどこで能力不足になるか確認します。

店舗数が同じでも、分散するほど物流負荷は大きくなります。

年度別の地域別店舗数を需要地図にすると拠点追加時期が見えます。

㈱防災屋
全国を一つの倉庫で賄えますか?
BO-Pro®
距離と納期から拠点限界を判断します。

本部から供給する品目を選ぶ

本部が供給する商品・原料・資材を選定する

商品、原料、資材、備品のうち、品質統一・調達力・ブランド保護・本部収益に関わる品目を本部供給へ寄せます。地域調達できる品目まで抱え込む必要はありません。

統一効果と物流コストを品目ごとに比較します。

必須供給・推奨供給・現地調達に分けると運用が明確です。

㈱防災屋
全品目を本部で扱いますか?
消防設備士
統一効果が高い品目へ絞ります。

発注時期と供給頻度を決める

発注タイミングと配送頻度を標準化する

受発注の締め時刻、最小発注量、配送曜日、緊急便、欠品時の代替手順を決めます。少量多頻度とまとめ配送の費用・鮮度・在庫リスクを比較します。

店舗の発注自由度より、チェーン全体の安定供給を優先する項目を決めます。

発注から納品までを標準リードタイム化すると店舗在庫を減らせます。

強欲な青木
必要な日に都度送ればよいですか?
BO-Pro®
締めと定期便で物流を安定させます。

製造・保管・物流の体制を選ぶ

製造・倉庫・物流施設を比較して選ぶ

自社工場・自社倉庫・外部委託を固定費、品質、拡張性、地域カバーで比較します。地域別の最低必要規模を算定し、出店計画へ拠点投資や委託開始を組み込みます。

供給体制は本部収益へ直結するため、物流原価まで採算計画へ反映します。

内製と外注を組み合わせて段階拡張すると先行投資を抑えられます。

㈱防災屋
最初から自社倉庫が必要ですか?
BO-Pro®
規模と地域に応じて外注も比較します。

よくある質問

供給システムはいつ作りますか?

加盟店募集前に基本設計し、出店計画に合わせて能力を段階増強します。

本部供給品は多いほどよいですか?

品質統一や共同調達の効果が物流費を上回る品目へ絞ります。

外部物流会社へ任せられますか?

可能です。品質、納期、拡張性、障害時対応、費用を契約とKPIで管理します。

最低在庫はどう決めますか?

需要変動、調達期間、欠品影響、代替可否から品目別に安全在庫を決めます。

まとめ

☑ 最終規模を決める
⇒ 店舗当たり原単位から能力を逆算します。

☑ 地域を描く
⇒ 配送距離と中期出店計画を重ねます。

☑ 供給品を選ぶ
⇒ 統一効果の高い品目へ絞ります。

☑ 頻度を固定する
⇒ 締め・配送日・緊急便を標準化します。

☑ 拠点を比較する
⇒ 内製・外注を固定費と拡張性で選びます。

☑ 採算へ反映する
⇒ 物流原価と投資時期を出店計画へ入れます。

目次