フランチャイズのロイヤルティ設計|双方の利益から逆算

加盟店の利益を守りながら、本部が支援を続けられる水準を損益から逆算する必要があります。
本部と加盟店の双方が繁栄できる料率を決めることが出発点です。
商品差益と各種費用の重複を除き、複数条件で損益を検証する方法を確認しましょう。
強欲な青木


双方の損益を作って決めましょう。
- 商圏人口と客層を分ける
- 通行量を時間帯別に測る
- 競合と近隣施設を調べる
- 物件条件を数値化する
- 将来の利用シーンを描く
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本部と加盟店の利益を先に置く


加盟店は投資と運営を担い、本部はブランド、仕組み、商品、支援を提供します。
それぞれの役割と費用を洗い出し、必要利益を置きます。
片方だけが利益を確保する設計は長続きしません。
加盟店の営業利益と本部の継続支援費を同じ表へ載せます。
標準店だけでなく低売上時も確認します。
双方の必要利益から逆算することが重要です。






売上連動で利益を一致させる


売上連動型なら、加盟店の成長と本部収入が同じ方向を向きます。
固定額だけにすると低売上店の負担が重くなる場合があります。
最低額や段階料率は目的を明確にします。
売上高だけでなく粗利益や商品差益との関係も確認します。
本部収入が複数ある場合は合算して負担率を見ます。
加盟店の売上増が双方の利益増につながる形を選びます。






売上連動との比較をしてください。
商品差益とロイヤルティを分ける


本部指定商品の卸差益がある場合、それも本部収入です。
ロイヤルティだけを見て適正と判断せず、総収入と原価リスクを確認します。
市場価格が変わる生鮮品などは特に注意します。
直営部門の利益、商品供給部門の差益、ロイヤルティ収入を分けます。
加盟店側の仕入原価と粗利益も対応させます。
収入源ごとの役割と負担を透明にする姿勢が欠かせません。






合算負担を確認しましょう。
各種費用の重複を防ぐ


広告宣伝、IT、研修、開業支援、設計監理などの費用を一覧化します。
ロイヤルティに含むものと別徴収するものを分けます。
同じ支援を二重に請求しない設計が必要です。
定額、実費、売上比率など徴収方法も項目ごとに定めます。
サービス内容、更新条件、返金条件を説明します。
何の対価かを一項目ずつ明示すると紛争を防げます。






別徴収との重複を防いでください。
複数条件で損益を検証する


売上、原価、人件費、賃料を変え、本部と加盟店の損益を比較します。
料率候補ごとに利益不足や過大負担が起きないかを見ます。
初年度と成熟後も分けます。
店舗数増加による本部固定費の分散も反映します。
想定と実績の差は定期的に見直します。
一つの売上予測だけで料率を決めないことが信頼につながります。






本部と加盟店の利益を同時に確認しましょう。
よくある質問
ロイヤルティは他社相場で決められますか?
参考にはできますが、商品差益、支援費、本部固定費、加盟店利益が違うため、自社の損益で検証します。
売上連動と固定額はどちらがよいですか?
双方の利益変動を比較して選びます。最低額や段階料率を設ける場合も、その目的と計算方法を明記します。
広告費は別に徴収できますか?
できますが、使途、算定方法、報告方法を示し、ロイヤルティに含む広告支援と重複させません。
料率は契約後に変更できますか?
変更条件を契約で定め、根拠と影響を説明します。安易な変更を避け、双方の損益を再検証します。
まとめ
☑ 双方の必要利益を置く
⇒ 加盟店利益と本部支援原資を同じ表で確認します。
☑ 売上連動を比較する
⇒ 固定額・段階料率・最低額の負担を検証します。
☑ 本部収入を合算する
⇒ 商品差益とロイヤルティを分けて総額を見ます。
☑ 費用重複をなくす
⇒ 広告・IT・研修・開業支援の対価を明示します。
☑ 複数条件を試す
⇒ 低売上・標準・高売上で双方の損益を比較します。
☑ 実績から見直す
⇒ 想定と実績の差を料率・支援内容へ反映します。








