2025年10月3日(金)に東京で「第2回 消防設備士サミット」が開催されました。前年に名古屋で開催された第1回の総動員数は500名程でしたが、第2回は総来場者数1,309名と大盛況の大成功でした。改めて消防設備士という国家資格や仕事に注目が集まっていると確信できるイベントとなりました。
- 約1年前から準備
そんな第2回消防設備士サミット2025ですが、実は一年前に実行委員が発足されていて、そこに私も加えられて‥‥いや加えて頂けておりました。特に㈱WAVE1の吉村君が東京にいることもあり、かなり準備に労力をかけて下さいました。私は大阪が拠点なので実行委員としては主に消防設備士サミット2025のWebページ(https://fdma.co.jp/fpes2025/)や広告バナー作成、電気と工事にも掲載されたチラシデザインを担当しました。

今回のデザイン全般、ロボットが登壇するイベントでもあったのでメチャクチャ作りやすかったというのが正直な感想です。そしてイベント全体としても『えっ、消防設備士の仕事ってロボットに代替されるの?』と未来について考えやすいイメージを植え付けられたのもロボットの影響が大きかったと思います。
- 当日の準備
前日に新幹線で東京へ、㈱防災屋メンバー5人で前乗りして準備を進めました。前日に宅急便で大阪から東京へ送っていた荷物が翌日に届いていたので『ホンマに荷物あるやん、手品かよ。』と改めて便利すぎる物流サービスに驚きました。第一回の名古屋は車移動だったこともあってブースのボードに社名やサービス概要を記載したパネルを貼っていましたが、今回は輸送しやすい垂れ幕にしました。近くで見ると画質がやや粗いこと、少しシワになることくらいでコスパ的に全然良かったです。
- サミット当日
当日は「強欲な青木&消防設備士」YouTubeチャンネルの担当者である ❝のっち❞ さんに密着して撮影してもらっていました。㈱オーム社さんのブースも少しだけ撮影させて頂きました!
我々の青木マーケ㈱・㈱防災屋ブースはメインの出展場と別の部屋だったので、客引きをする必要がありました。そこで私自身「消火器マン」として赤全身タイツに消火器の被り物をした姿で客引きをしてみました。


今年は福引きのガラガラを調達して強欲な青木グッズ(クリアファイル、ビックリマン風シール等)をプレゼントしまくりました。オフ会みたいな感じで、いつもWebで私の発信を見て下さっている方と、たくさんご挨拶させてもらえたのも嬉しかったです。正直あの場では有名人気分でした。
- ステージ登壇(第4と第5セッション)
全5セッションのうち、第4と第5セッションに私が登壇することが決まっていました。特に第4ステージ「消防士の本音」は完全に私に委任してもらっており、内容からメンバーまで裁量があったので資料作りから当日打ち合わせ、そして登壇時の進行まで私が担当しました。ステージ内容は㈱WAVE1さんのYouTubeチャンネルをご覧下さいませ。
第4ステージでの正直な反省点として、進行役の私に求められていたのは「緊張している人の話が長くならないようにする工夫」がありました。私以外の4名のうち、2名は大勢の聴衆を前に話すことに慣れている人でしたが、他の2名は慣れてはおらず、緊張度が高かったと伺えました。もちろん選りすぐりのメンバーなので話す内容は素晴らしいのですが、どうしても緊張によって話が長くなってしまう場面があったなと。そこを私は想定できておらず、もっとテンポよく、そして登壇者の魅力をもっと引き出せたチャンスがあったのに、活かしきれなかったと反省しています。自分はもうステージ登壇等に慣れていて緊張しない、って部分にあぐらをかいてしまっていました。次の機会では、自分が緊張しないのは当たり前、同じステージに立つメンバーの緊張具合にも配慮して、場の価値全体を上げるように工夫することを念頭に置きたいです。
第5セッションは私が消防設備士になりたての頃からずっと可愛がってもらっているアークリード㈱尾阪社長との登壇でした。11年前の私に言いたい!『君が今、目を輝かせて話を聞いている尾阪社長と11年後、一緒に登壇できるぞ!』と。
ここまで私を引き上げて下さった「師」に感謝すると共に、私も次世代へ少しでもマシな未来を繋げなければという思いを抱きました。
- 正直マジで俺のターン!!
消防設備士サミットの会場にいた方であれば、その熱気を肌で感じてもらえたと思います。これはバブル的なブーム、時代の潮流も関係しています。
✓ 日本が貧しい⇒副業ブーム(作業者の人手不足かつスポットで入れる消防設備士が人気)
✓ AIによる代替⇒米国のブルーカラービリオネア現象と消防設備士(水・電気が触れる技能者)の相性抜群
✓ ロボティクスの台頭⇒「高専」に注目。(第2セッションで登壇した衆議院議員の小林さんも言及)
11年前、消防設備士という国家資格があることすら知らない状態で消防設備士になり、その知名度の低さを何とかマシにしようと情報発信を続けてきました。それが結果的に独立・起業することになったり、教材や書籍を販売することになったりして、私自身の消防設備業界における知名度は上がってきました。しかし今、大きな時代の潮流の変化によって消防設備業界への注目という急激な規模の拡大が起こっています。
そして技能者の価値が相対的に向上してきたことによって、まさかの高専という超マイナーな学校機関が注目されてくる事態も起こっています。
そして私は、「高専出身の消防設備士」です。
『あれ?あれ⁉あれれ⁉いつの間にか自分がず~っと居た場所がメチャクチャHOTなジャンルになってる!!!』って感じです。
今後の強欲な目標は、もっと主(メイン)キャラとしザブングル加藤さんに負けない知名度を獲得して『消防設備士と言えば、青木!』と第一想起してもらえるような業界をけん引するリーダーとなることです。



