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自衛消防訓練通知書とは?提出義務、書き方、提出先を徹底解説!

🚨 自衛消防訓練通知書、提出期限はいつ?書き方は? 🚨

「自衛消防訓練って聞いたことはあるけど、具体的な手続きがよくわからない…」

 「自衛消防訓練通知書って、どんな書類?どうやって書けばいいの?」

そんな疑問をお持ち方へ。

自衛消防訓練通知書は、事業所や建物の管理者が自衛消防訓練を実施する際に、事前に消防署へ提出する重要な書類です。

提出期限を守らなかったり、内容に不備があると、消防法違反になってしまうことも…。

しかし、ご安心ください!

本記事では、自衛消防訓練通知書の提出期限や書き方、提出方法まで、わかりやすく丁寧に解説します。

自衛消防訓練通知書とは?

 自衛消防訓練通知書は、事業所や建物の管理者が自衛消防訓練を実施する際に、事前に消防署へ提出する書類です。 

概要と目的

自衛消防訓練通知書は、 訓練の日時や内容、参加人数などを消防署に伝えることで、消防署からの指導や助言を受けやすくしたり、万が一の火災発生時に消防隊との連携をスムーズにする目的があります。 

提出が必要なケース

消防法施行規則第3条の2第2項に基づき、以下のいずれかに該当する場合は、自衛消防訓練を行う前に消防署へ通知書を提出する必要があります。

  • 収容人員が100人以上の不特定多数の人が利用する施設
  • 収容人員が30人以上の病院、社会福祉施設、学校など
  • 従業員が30人以上いる事業所
  • 地下街や百貨店など、特定の防火対象物

提出期限と提出先

自衛消防訓練通知書の提出期限は、 訓練を行う日の7日前まで とされています。提出先は、 防火対象物を管轄する消防署 です。

提出期限を過ぎてしまった場合や、提出先がわからない場合は、速やかに管轄の消防署に問い合わせましょう。

自衛消防訓練通知書の書き方

自衛消防訓練通知書には、以下の項目を記載する必要があります。

  • 訓練日時
  • 訓練場所
  • 訓練参加人数
  • 訓練内容
  • 責任者氏名
  • 連絡先

記載項目と注意点

各項目を正確かつ具体的に記入しましょう。訓練内容については、避難訓練、消火訓練、通報訓練など、具体的にどのような訓練を行うのかを明記します。

様式の入手方法

自衛消防訓練通知書の様式は、以下の方法で入手できます。

  • 各消防署の窓口で入手
  • 各消防署のウェブサイトからダウンロード
  • 総務省消防庁のウェブサイトからダウンロード

記入例

具体的な記入例は、各消防署のウェブサイトや様式に記載されていますので、そちらを参考にしてください。

自衛消防訓練通知書の提出方法

自衛消防訓練通知書の提出方法は、以下の3つの方法があります。

  • 郵送
  • 窓口提出
  • オンライン提出

各提出方法の手順

郵送の場合は、提出期限までに管轄の消防署に必着するように送付しましょう。窓口提出の場合は、受付時間を確認し、直接消防署に持参します。オンライン提出の場合は、各消防署のウェブサイトで手続きを行います。

提出後の流れ

自衛消防訓練通知書を提出すると、消防署から確認の連絡が入ることがあります。また、消防署員が訓練を視察に来る場合もあります。

自衛消防訓練の種類と内容

自衛消防訓練は、主に以下の3つの種類があります。

  • 避難訓練: 火災発生時における避難経路の確認や避難誘導の手順を習得するための訓練です。
  • 消火訓練: 消火器や屋内消火栓などの消火設備を使用した消火活動の手順を習得するための訓練です。
  • 通報訓練: 119番通報や館内放送による情報伝達の手順を習得するための訓練です。

これらの訓練に加えて、自衛消防組織の編成訓練や救出救護訓練など、状況に応じて必要な訓練を実施することもあります。

自衛消防訓練を成功させるポイント

自衛消防訓練を成功させるためには、以下の3つのポイントを押さえましょう。

事前準備

  • 訓練計画を立てる: 訓練日時、場所、内容、参加人数などを明確にし、スケジュールを作成します。
  • 訓練参加者への周知: 訓練内容やスケジュールを事前に周知し、参加者の理解と協力を得ます。
  • 訓練資機材の確認: 消火器や屋内消火栓などの消火設備が正常に動作するかを確認し、必要に応じて整備や補充を行います。
  • 避難経路の確認: 避難経路が安全に通行できるかを確認し、必要に応じて障害物を取り除いたり、誘導標識を設置したりします。

訓練当日の注意点

  • 訓練の目的を明確にする: 訓練参加者に訓練の目的を伝え、真剣に取り組む姿勢を促します。
  • 安全に配慮する: 訓練中の事故を防ぐため、安全対策を徹底します。
  • 訓練の記録を残す: 訓練の様子を写真や動画で記録し、今後の改善に役立てます。

訓練後の振り返り

  • 訓練の良かった点、改善点: 参加者からの意見を収集し、訓練の良かった点や改善点を洗い出します。
  • 改善策の実施: 訓練で明らかになった課題を解決するための改善策を検討し、実施します。

よくある質問

提出期限を過ぎてしまった場合は?

速やかに管轄の消防署に相談し、指示に従ってください。

様式を紛失してしまった場合は?

各消防署の窓口でもう一度入手するか、ウェブサイトからダウンロードしてください。

訓練内容を変更したい場合は?

変更後の訓練内容を記載した自衛消防訓練変更届を、速やかに管轄の消防署に提出してください。

まとめ

自衛消防訓練は、火災などの災害から人命や財産を守るために欠かせないものです。自衛消防訓練通知書を正しく作成し、提出することで、消防署との連携を深め、訓練の効果を高めることができます。本記事を参考に、自衛消防訓練の準備を進め、万が一の事態に備えましょう。

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