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されど個人商店だが、たかが個人商店|防災屋ダイアリーNo.3

経営が機能しておらずチームワーク不足になりがちな中小企業に属する人が吐く捨て台詞に『個人商店の集まりや~!』ってのがあると思いますが、これ個人商店をナメ過ぎです。

個人商店でも、以下の「会社的な動き」はしなければ立ち行きません。

  1. 集客(マーケティング等)
  2. 実務
  3. 調達(機器の仕入れや外注)
  4. BO(バックオフィス業務)

『個人商店の集まりや~!』と言っている人は、このうち「2. 実務」しかやっていません。

一度、本当に ❝個人商店❞ をやると、いかに「2. 実務」しかやらなくていいことが楽なのかが分かります。

だから誰しも一度、個人商店をやってみることに挑戦した方がいいと思います。

企業に属することの有難みに気付くキッカケとなるかもしれませんし、もしかしたら『いや自分でも会社経営できるやん!』って個人商店ができることに気付くキッカケとなるかもしれません。

個人商店は面倒くさい!

個人的には特に「4. BO」が面倒です。

例えば社会保険の「新規適用届」や「被保険者資格取得届」の提出といった社労士関係の手続き。分かっていれば、きっと多くの方にとっても割と簡単にできるものでしょう。

しかし初めは分からないので調べる手間がかかったり、その制度ならではの「つまづきポイント」で苦戦したり。何度もする手続きでもないので、その度に忘れて再び調べたり‥‥とても面倒くさい!

ビジネスフォンの契約も面倒くさい!
法人口座開設や融資の申し込みも面倒くさい!

時間を使うけども利益には直結しないBO業務をすることは心身ともに負担となります。

ビジネスマンとして、この事実を一度しっかり自分で味わっておくと『個人商店の集まりや~!』なんて無知を露呈する発言に時間を浪費せずにチームワークを高める行動への一歩を踏み出せるでしょう。

だから ❝されど個人商店❞ なんです。

商店街とイオン

しかし自分で全てをやってしまう個人商店は生産性が低いので、この高生産性シフトしていく最適化ゲームな社会で生き残るのは難しいです。

例えばスーパーマーケットの登場で、日本全国の商店街が軒並みシャッター街になったことが挙げられます。

昔は「肉屋」や「八百屋」そして「豆腐屋」‥‥といった個人商店で別々に買うのが普通でした。

しかし一度スーパーマーケットで全て揃えられる便利さを覚えてしまうと、わざわざ商店街で買い物をするのが面倒になるのが消費者です。

おそらくイオンを作った岡田さんにガチギレしていたのは当時、商店街で個人商店をしていた人だけです。

消費者は便利な方を選ぶだけ。個人商店を営むのが大変で面倒くさいからといって消費者から「努力賞」で選ばれる世の中ではありません。

だから ❝たかが個人商店❞ なんです。

消防業界のイオンをつくる

だから(株)防災屋を 消防業界のイオンにしたい と思っています。

本当に消費者が求める価値を提供できるように高生産性シフトし、世の中に求められる企業をつくりたいです。

『個人商店の集まりや~!』って人が集まる中小企業ではなく、個人商店の集まりである商店街でもなく、そこで働くことで勝手にチームワークが発揮されて高付加価値のサービスが提供されていくスーパーマーケットの様な強い組織をつくります。

そのためにデジタルを活用したビジネスに取り組んでいきます。

以上、強欲な青木でした!

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